8/9に開催されたコンピュータビジョン・拡張現実感に関する普通じゃない勉強会に参加してきました.
学生,社会人の割合が半々位でちょっとビックリしました.
#自分は若い側かと思ってたらそうでもなかったという現実。。。
そして,「普通じゃない勉強会」というイベント名にふさわしくARToolKit,OpenCV,Gainerは知ってて当たり前という
普通じゃない人たちが集まっていたようです(あれ?聞いていた話では初心者が多いってことだったような。。。)
恐るべし工学ナビ読者.
自身の発表も最近触り始めた慣れないGainerよりもOpenCVのコアなお話とかすれば
良かったかもとちょっと後悔しています(苦笑)
あと,頂いたネームプレートはこんな感じです.
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普通じゃない勉強会(ネームプレート) |
詳細なレポートは以下の方にお任せするとして(※俗に丸投げとも言う),
・CV・ARに関する普通じゃない勉強会 – 毛の生えたようなもの
・「コンピュータビジョン・拡張現実感に関する普通じゃない勉強会」に参加してきました。 – タロタローグ ブログ
・CV・ARに関する普通じゃない勉強会に参加してきました – 現実++ 「現実だけじゃ物足りない」
・普通じゃない勉強会に参加しました – progd
・コンピュータビジョン・拡張現実感に関する普通じゃない勉強会に行ってきました – momo_dev(k.kinukawa)の日記
・「コンピュータビジョン・拡張現実感に関する普通じゃない勉強会」に行ってきた – 6sese.memo
・CV/ARに関する普通じゃない勉強会で発表してきました | 王様の箱庭
・コンピュータビジョン・拡張現実感に関する普通じゃない勉強会に行ってきました+α – まちみのな@はてな
個人的に特に気になった発表についてピックアップして書いてみます.
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■電脳コイルの世界はどこまで実現できるか(ksasao)
電脳コイルの話題は知識があまり無いので若干置いていかれそうになりましたが,
これまでのリソースの処理速度,通信速度の伸びを踏まえて,実現可能であるかを試算されていたのが
興味深かったです(ただ,ムーアの法則がそろそろ頭打ちな感じなのがちょっと気がかりです).
あと,ARを社会に広める上でやっぱり儲かるかってのは重要ですよね.
その辺の話が学生の時にはいまいちピンとこなかったんですが,社会人になってから否応なく実感できます.
青い4点を使ったデモについては,照明条件あたりの問題のような印象でした.
#この手のデモで照明条件に苦戦した覚えがあるので,共感できました。。。
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■CV, AR, VRの虜になるための10の方法(masayashi)
(自分はもう卒業してますが)同じ研究室の後輩にあたるmasayashiくんの発表.
「画像処理がC言語の良い教材」,「動機は不純なほうがいい」というのは非常に同意です.
あと,スライドの挿絵のチョイスが秀逸だった気が.IVRCの作品期待してます!!
ただ,siggraphの綴りがseagraphになってるよ!!と突っ込んでみたり.
(違和感があったので,気付いた人は気付いたかも。。。)
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■WebカメラとOpenCVで実現する微速度撮影(hiro)
発表にあった微速度撮影のアルゴリズムは理解できたので,夏休みにやってみようかなーと思いました.
#avi保存のサンプルでOpenCV@Chihara-Lab.にて自分が昔書いたサンプルコードが参考になっていると
#思われる断片を見つけてちょっと懐かしい気分になりました(苦笑)
あと,avi保存関連でフレームレート設定をやっても,処理が重いとコマ落ちのような動画が
生成されてしまうので実際にはあまり使えなかったり。。。(オマケ程度と考えた方が良いかも)
リアルに学会発表ビデオを撮影するような時には素直にキャプチャボードを使うことをオススメします.
ちなみに紹介されたコードでIplImageの解放がなされていない箇所に気付きましたが,
全体の時間が押していたのでそっとしておきました.その場で気付いた方は上級者(?)かもしれません.
皆さんは気付きましたか?(勘違いだったら申し訳ないです)
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■メガデモ的トリックを動画像処理に応用する(福地健太郎)
EffecTVやLaser Trail Trackerで有名な福地先生の発表(学生の時,web pageよく読んでました).
ChameleonTVのアルゴリズムは,学生の時に2006年8月の小ネタにて予習済み(というか実装済み)だったので,
楽しく聴くことができました.あと,整数を用いた固定小数点演算による高速化のテクニックのお話など
なかなか歴史を感じさせるお話も興味深かったです.
ただ,最近のCPUだとfloatを使った方が高速なんですね。。。(これも時代の流れでしょうか orz )
あと,個人的に,
①作ったものは公開しよう!!
②萌えは最後の武器(マジメなデータも用意しておいて,相手を見てから提示するものを変えよう)
③最低限英語の情報を用意すること
というお話がグサリときました(特に③).wikiの英語情報を夏休み中に作ろうかなぁ.
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■当日持込ネタ発表
小池 英樹先生の偏光フィルムを用いた不可視マーカーのお話は目から鱗でした.
※学部の時の研究でEnhancedDeskは参考にさせていただきました!!
あと,blogを拝見させていただいているmomo_devさんが紹介されたロボットも興味深かったです.
5万円であの機能のロボットが買えるなんて良い時代になったなーと思いました.
個人的にすごく欲しい!!んだけど,最近MacBookを買ったばかりなので今はちょっと無理そうです.